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2010/09/08
平成22年度「知的財産権制度説明会(実務者向け)」 岡山・広島にて開催
2010/09/06
知的財産管理技能検定2級対策講座[10/5、10/6 in 広島]
2010/09/02
シーズ開発のための大学研究室訪問[9/30 in 広島]
2010/09/01
学生による新事業提案コンテスト「2010キャンパスベンチャーグランプリ」ビジネスプラン募集開始[10/31応募〆切]
2010/08/30
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2010/08/27
「とっとり産業フェスティバル2010」&「鳥取環境ビジネス交流会2010」開催[9/3、9/4 in 鳥取]
2010/08/27
「山陰発技術シーズ発表会inとっとり」開催[9/3 in 鳥取]
2010/08/25
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独居高齢者を見守る、通信家電開発への挑戦
IT・通信

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高齢者の生活サポートを行なってきた社長が、利用者の声をもとに新たなシステム開発に挑む。しかし、技術的に困難な問題に直面した。開発は不可能なのか?しかし、ある人物との出会いが開発を成功に導く。

上記コードをはりつけてください。

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開発ストーリー

   家電の使用状況で安否が確認できる カデモ
家電製品の電源コードに設置したセンサーが電源のON,OFFを検知し親機に知らせる。親機はカデモセンターを通じて家族や登録された相手の携帯電話に1日2回Eメールが送られる。家族はそのメールを見て、いつも使うはずの家電製品が使われていないなど普段と違った状況の場合、電話したり様子を見に行ったりできる。パソコンでは、使用時間のグラフも見ることが出来る。高齢者の生活ぶりを離れて暮らす家族が高齢者自身に負担をかけずに見守ることができるシステムだ。

   開発の鍵は、特許流通アドバイザー
家電の使用状況(電流の流れ)をするシステム。そのキモは、電源計測技術だった。しかし、掘社長は、開発を進める中で電流の計測が容易でないことがわかる。開発に行き詰った。そこで出会ったのが特許流通アドバイザーだった。共同で開発を進めていた『山口県産業技術センター』の特許流通アドバイザーが、全国の特許の中から、電流の計測技術を見つけだし紹介。それは、日本電気計器検定所(毎月の電気料金を算出するための、電力量計などの電気計器の検定・検査を行うために設立された機)がもつ電源計測技術だった。特許流通アドバイザーは、各都道府県に派遣されているので日本電気計器検定所のある東京の特許流通アドバイザーに連絡。アドバイザーに話を進めてもらいスムーズに話しは進展。技術の使用が決まった。特許流通の専門家・特許流通アドバイザーとの出会いがなければ、生活モニタリングシステム カデモの開発はなかったと堀社長は話す。

   「安心と安全」が認定され表彰を受ける
「新しい商品やサービスの開発に技術を活かしているか」「IT利用で作業効率や業績が向上したか」など10項目で審査される。経済産業省「2006年度IT経営百選」の最優秀賞に選定された。また、周南地域地場産業振興センターによる、「周南ものづくりブランド」に認定されている。掘社長は、「賞を頂いたことを、今一度心に刻み込み更なる安心と安全をお届けできるよう努力していく」と優しく語る。

成功ポイント

周南マリコムさんの場合、2つの要因が相まって開発に成功したものと考えます。まず1つ目は、家電製品のON/OFFを検知するというところまで課題を絞り込み、さらに電源ケーブルの電流を計測するという段階にまで、解決すべきテーマが限定されていという点です。

2つ目は、課題が具体的になったところで特許流通アドバイザーさんとの出会いがあったことです。課題までは絞り込めても、それを解決する方法がなければ、ビジネスそのものが暗礁に乗り上げてしまいますが、この解決する方法を自ら見つけること
は容易ではありません。しかしながら、特許流通アドバイザーさんは、国内においてさまざまな企業に出入りし、各企業が保有する特許に基づく技術情報を数多く把握しているので、非常に効率良く求める技術を探し出すことができ、さらには技術を保有
する企業との契約までも無料で支援していただけるのです。

ただ、特許流通アドバイザーさんも万能ではないので、漠然とした課題であれば、当然解決策も絞りづらくなり、その分時間も労力もかかってしまう恐れがあります。その意味で、今回は具体的な課題があったからこそ、特許流通アドバイザーさんとの出会いが、より活きたものと言えます。

開発は、自社だけでは実現できない壁にぶち当たることが多々ありますが、壁にぶち当たったときに、単にあきらめるのではなく、周南マリコムさんのように、何が自分達ではできないところなのか?をしっかりと突き詰め、自分達にないところは他に求めるという考え方が重要ですね。

写真_宥免 達憲
解説者
宥免 達憲
大学・研究機関担当者、IT・知財プロデューサー
Y'sCREATION株式会社
NECグループ企業にて、十数年間にわたりシステム開発を経験。その後、数年間はコンサルティング会社にて新事業・新商品の開発、知財活用に携わり、2006年9月に地元広島にて独立。現在は、大学発ITベンチャー企業Laflaの代表も務める。
この知財の開発元
name(開発元名) 周南マリコム株式会社
add(住所) 山口県周南市入船町2-3 MARICOMビル
contact(連絡先) 0834-21-0367
web(ウェブサイト) http://www.maricom.co.jp/

周南マリコム株式会社

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