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広島県福山市に本社を構える『永和国土環境株式会社』。公共施設の土木工事などを手がける企業です。そのオフィスを訪ねると、電話で外国からの問い合わせに対応していました。海外でも成功した画期的な技術、それはバイオの力で下水を処理する最先端の環境トイレです。現在自社の知財を海外で事業化する最大の相手国は中国です。きっかけは中国で造船事業を手がける
日本企業との出会いでした。造船所を作った島の衛生環境に一役かったのです。
その技術がバイオトイレ『アクアメイク』。

汚水を外に出さない循環型自己完結トイレです。それを可能にしたのが牡蠣殻。
処理水は微生物の力を借りて分解します。酸性に傾いた処理水は牡蠣殻に含まれる炭酸カルシウムを溶解し、中和作用を伴います。そのため汚水を分解してくれる微生物が住みやすく、活動しやすい環境が生まれるのです。.jpg)
はじめての中国進出。そこには幾多の困難が待ち受けていました。それを乗り切る極意を岡本社長に聞きました。まずは「行政処理の遅さは覚悟せよ!」そして国際特許の問題に言及。「国際特許は技術の保護と信頼獲得であることを認識せよ!」技術保護に必要な国際特許。これには取得・維持に多額の資金が必要なのです。そこで岡本社長がとったのは「特許の評価」。国内にある評価会社がはじき出した評価額で銀行に融資の話を持ち込もうとしたのです。ところが当初は応じてもらえませんでした。何度も交渉を重ねた結果ようやく一部認められることに。
様々な困難を乗り越えて感じたことは「海外での実績」が必要だと岡本社長は言います。大変でもまずは自分たちが身を持って体験することが次ぎにつながるといいます。その経験こそが海外展開を成功に導くのです。



